部屋探し」はまず何から始める?
不動産会社に連絡を取るまでに伝えなくてはいけない最低5条件を考え、情報収集スタート。自分の条件が現実的かを検討することも忘れずに。
入居予定日、予算などはきっちり、立地、広さ・間取りはアバウトでもOK
部屋探しで最初にしなくてはいけないのは、部屋の条件出し。最低決めておかなくてはいけないのは下の5条件だが、このうち、入居予定日、予算と譲れない特定条件はきっちり決めておき、不動産会社に最初に伝えよう。立地、広さ・間取りはあまり決め込みすぎると、探す範囲を狭めてしまうこともあるので、特定の場所限定などという場合以外はアバウトな設定でも大丈夫。
次に、決めておいたほうがよい条件は下の4点。あわせてどうしてもこだわりたい点、譲ってもいい点を考えておくと、判断しやすい。たとえば、駅からは多少遠くてもいいけれど、バス・トイレは絶対別などといった具合に優先順位をつけよう。
自分の条件で探せるか、情報誌やネットでチェックを
条件出しをしたら、その条件が現実的かどうかをチェックしてみよう。フォレントなどの情報誌で希望沿線、希望駅で自分の予算に合う広さ・間取りの部屋が供給されているかを確認するのだ。そこで希望に近い部屋があれば、不動産会社に連絡すればいいが、そうでない場合は条件を考え直す必要もある。予算内で探せないなら、狭い部屋にするか、遠い部屋にするか……。遠い場合なら、ターミナルから遠い駅なのか、駅からバス便などで遠いのかなど、具体的に条件を変えてみて、それでどんな部屋が探せるのかを見ていくといいだろう。
また、実際の物件情報を見ていると、間取りのバリエーションや標準的な設備なども分かってくるから、条件出しと情報収集は同時進行が効率的だ。
最低限決めておきたい条件は?
入居したい日「半年先」「いつでもいい」では探してもらいにくい。1~2カ月程度を目安に具体的に決めて不動産会社に伝える予算管理費や駐車場代なども含めて毎月いくらまでなら払えるかを考えてみる。目安は手取り月収の3分の1以下エリア沿線、ターミナルからの大雑把な所要時間までは決めておく。ただし、◎◎駅の東口などと決め込みすぎると後々苦労することも広さ・間取り今の住まいにプラスどのくらいの広さが必要かを考えよう。間取図から想定することができるだろう。持っている物の量を伝えるという手も駐車場など特定条件駐車場が必要、ペットがいるなどの特定条件は事前に伝えておかないと手間が2倍に。保証人が立てられない場合も早めに
決めておくと探しやすい条件は?
駅からの距離5分以内、10分以上やバス便も可など、具体的に。徒歩10分以上やバス便だと賃料が安くなり、駐車場付きなどが見つけやすくなることも部屋の階数防犯を気にするなら、それを伝えたうえで階数を条件に。立地や防犯設備次第では1階でも安全な場所もある新築か中古か新築が多いのは1~3月と9~10月。どうしても新築か、新築がベターかは確実に伝えて。ちなみに築10年を超すと賃料は安くなる傾向その他のこだわり条件日当たりやバス・トイレは絶対別、追い焚き機能付きなど、自分なりのこだわりがあれば決めておく。ただし、非現実的でないか、フォレントの物件情報でチェックを